入社5年目の東さん。図面をもとに、鉄骨の重さ、価格、建物の形状、特殊塗料の有無などを調べ、見積書の作成をしています。
「図面には、コンクリートなど鉄骨以外の部分も含まれているので、
どこが鉄なのかを判断する必要があります。なので、まずは鉄骨を知ることが第一ですね。専用のCADを使いますが、入社してから覚えてもらえれば大丈夫です。私自身もそうでした。
T・A・Gを選んだのは、大きな規模の仕事をしたかったから。Hグレードの会社に絞って探していたところ、見学に来たら想像以上に大きくて、ここで働きたいと思いました。
仕事は、日々、新しいことへのチャレンジです。図面は、作る人によってすべて違うんです。マンネリ化することなく、新しい刺激が入ってきます。そこに、やりがいと責任を感じますね」。
はじめて担当した物件で、ミスを犯してしまったんです。ダイアフラムという床を支えるための部分があるのですが、CADの入力ミスで、とてつもなく大きな数字を出してしまった。先輩からの指摘があり、1日中作業をして修正対応しました。そんな先輩方は頼りになる存在です。完成した建物は、自分の作図した通りで感動しました。図面上では小さかったものが、実物はその100倍以上! 紙から物ができる喜びを知りました。
最近は大型物件を任されています。やはり、「大きな物件といえばT・A・G」というイメージがあります。今後は、どんな図面にも対応できるようになることが目標です。
いま、超高層ビルを担当しているのですが、図面が1000枚以上もあるんです。通常の物件ですと平均200枚、少ないもので30枚ほどですから、かなりの数です。大変でしたが、やりがいがありましたね。
入社するにあたり、専門知識がなくても大丈夫です。先輩として、しっかり教えます。私も最初、ほとんど知識がなく入社したのですが、先輩が教えてくれました。実際、とても楽しい仕事ですよ」。
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