平成30年6月2日(土)鉄構事業本部(蟹江工場)2階 大会議室でJASS6並びに関連指針の講習会が行われました。
日本建築学会『建築工事標準仕様書 JASS 6 鉄骨工事』は、日本に建設される通常規模・形態の建物を対象として、施主が総合建設業者(ゼネコン)に対して提示する各種仕様書のうち鉄骨工事にかかわる標準的な仕様書であり、総合建設業者自らが設計者などに対して履行すべき施工管理に関する事項と、総合建設業者から鉄骨製作業者に対して示す仕様とからなるものである。また、『鉄骨工事技術指針』は『JASS 6』の解説の役割を果たすとともに、先導的な技術を適用したい場合に特記するための参考となるような情報や、先進的技術・工法等が記されており、工場での加工・製作を対象にした「工場製作編」と、現場での施工を対象にした「工事現場施工編」の2冊からなっている。さらに、『JASS 6』の付則6の鉄骨精度検査基準の詳細な説明として『鉄骨精度測定指針』がある。
2007年の『JASS 6』第9版刊行以降の調査・研究によって蓄積された新たな技術的知見や、鉄骨製作にかかわる各種の規定等の改定を鉄骨製作に反映させるために、このたび、『JASS 6』と2冊の『鉄骨工事技術指針』および『鉄骨精度測定指針』の4冊について、およそ10年ぶりに大規模な同時改定が行われました。弊社では鉄骨造建物の設計・製作・施工にかかわる関係部署全員に受講して頂きました。
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